◆Q&A 妊娠・赤ちゃんは?
Q.HIVに感染したあかちゃんが生まれてくることもあるのですか?
A.胎児は、母親の胎盤から血液をもらって育つため、HIVに感染した
母親からは胎盤感染をすることがあります。
また、出産時には胎盤が剥がれることや産道が裂けやすいために
出血します。
その血液によって産道感染することもあります。
さらに、生まれた後、母乳によって感染する母乳感染もあります。
生まれたばかりのあかちゃんのなかには、HIVに感染していなくても、
血液から抗体が検出される場合があります。
その抗体は感染している母親の体内で作られ、胎児に移行したものです。
感染していない場合は、生後15ヶ月以内に抗体は検出されなくなります。
Q.あかちゃんが感染している母親の母乳を飲むことでうつってしまいますか?
A.母親のもっているあらゆる抗体は、母乳をとおしてあかちゃんに
受け渡されます。
母親が血液中にもっているウイルスも同じです。
HIVも母乳をとおして感染する可能性があります。
また、HIVに感染している母親の母乳を哺乳びんで与えても、
あかちゃんにうつる可能性は同じです。ただし、
母乳に含まれるHIVの量は、血液や精液に比べると、
はるかに少ない量です。
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